企業理念
■ビジョン
UDマークでエスカレーター事故防止と広告効果の創造を両立させる
※UD=ユニバーサルデザイン
■価値観
・日本初UDマークをグローバルスタンダードにする工夫と努力を惜しまない
・科学的に定量的な分析に基づいた効果を追求する
・事故に合われた方々の立場になり事業を推進する
代表挨拶
エスカレーター事故 0 を目指して
エスカレーター事故を目撃されたことはありますか?意外にも東京都内だけで毎月平均約116人(年間約1400人)もの方が救急搬送される事故に見舞われています。
当社は、「エスカレーター事故0」という理念を基に、エスカレーター事故を激減させるUDマーク、それをプリントした手すりであるUDベルトの普及に注力しています。
UDマークは、エスカレーターの手すりを覆う特殊シートに等間隔でプリントされたマークのことを言います。
関西の駅での6年間に及ぶ追跡調査の結果、UDマークによりエスカレーター事故の中でも大半を占める転倒事故が約8割削減できる可能性が実証されました。
エスカレーターは一定の身体的バランスを要求される移動手段であり、立ち止まりながら慎重に乗降する必要があります。この移動手段には乗降者の任意で、より早く移動する余地が残されており、慎重に乗降する(エスカレーター事故を防ぐ)動機付けが非常に難しい乗り物です。近年社会問題化しているこの事故を防ぐために、UDマークが開発されました。このマークを手すりに付けることにより、乗降者は無意識にエスカレーターの上下方向およびスピード感をとらえ、バランスを保てることで、安全な乗降が容易になります。これと同時に、エスカレーターの手すりをつかまれる方や立ち止まって乗られる方の数も大きく増加した結果もあります。
ただし、この解決方法にはエスカレーター所有者様、それを支えるスポンサー様の協力が不可欠です。当社は、マーケットに受け入れられる方法で、関係者全体で無理なく無駄なくバリアフリー化を持続的に達成していく、「UDプロジェクト」を日本、引いては世界で立ち上げていく所存です。
エスカレーター事故0を目指して、皆様のご協力を賜ることができれば幸いです。