今回の手すり広告は府中駅1-2番線ホーム下り、3-4番線ホームの上りのエスカレーター計2基に施工しました。
府中駅の1日の乗降人数は約8万人(2023年度)に及び、京王線内で8番目に利用者の多い駅となっております。

(掲出場所:○で囲ったエスカレーター)
今回も前回同様「東芝ブレイブルーパス東京」、「東京サントリーサンゴリアス」の2チームと、府中市、京王電鉄、協賛企業15社合同による集合広告が掲出されています。

府中市に拠点を置く2つのラグビーチーム「東芝ブレイブルーパス東京」、「東京サントリーサンゴリアス」についてご存知でしょうか?これらのチームが対戦する試合は「府中ダービー」と呼ばれており、府中市では「ラグビーのまち府中事業」を通じて、地域とラグビーの結びつきを強めています。
この事業は、府中市民をはじめ、さまざまな人々がラグビーを通じて楽しむことや交流する機会を作ることを目的としています。

今年もまた、この「ラグビーのまち府中」をさらに盛り上げ、ラグビー人気を一層高めるために、「RUGBY CITY FUCHU PROJECT」がスタートします。
市内の中心部でシティドレッシングが施されるほか、府中駅のエスカレーター手すりにもラッピングをし、街全体でラグビーを応援する雰囲気を創ります。
実際のエスカレーターの動画はこちらです。
今回のデザインも両チームの広告が同じエスカレーター内に並んで掲出されています。
通常はライバル関係にあるチーム同士ですが、ラグビーの魅力を広め、地域の活性化を目指して企業や自治体、京王電鉄と、まさにスクラムを組み力を合わせて取り組んでいます。
また、そこには「ノーサイド」という、試合が終われば敵味方関係なくお互いを称えるという、ラグビー特有の精神が反映されています。
エスカレーター手すりには、府中市や京王電鉄からのメッセージはもちろんのこと、府中市にゆかりのある協賛企業様からのメッセージがずらりと並んでいます。
思わず目を引くようなユニークなメッセージもあり、府中駅を利用することが楽しみになりますね!
エスカレーターのアップ写真はこちらです。

本企画では、弊社の特許技術である「ゆうどうマーク」が、エスカレーターでの転倒事故防止に貢献すること、また、駅を利用するサポーターの視線を手すりに自然に誘導し、安全にスタジアムまで送り届けるという思いにご賛同いただき、実施の運びとなりました。

ユニバーサルデザインの取り組みとしてご活用いただくことで、両チームを応援しながら、「ラグビーのまち府中事業」を盛り上げるだけでなく、スポーツが持つ意義や、公平性・公正性を象徴するプロジェクトとなっています。
おわりに
今回のデザインはいかがでしたでしょうか。
今後も施工報告の際は、施設やデザインなどのポイントを含めて紹介してまいります!
全国約7万基あるすべてのエスカレーターへの施工を目指して、これからも社員一同尽力いたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考サイト
京王電鉄株式会社 WEBサイト
府中市ラグビーのまちプロジェクトWEBサイト
RUGBY CITY FUCHU PROJECTシティドレッシング紹介WEBサイト
東芝ブレイブルーパス東京WEBサイト
東京サントリーサンゴリアスWEBサイト
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